8月26日(日)、秋祭りに向けて朴(ほおのき)地区の小牛づくりが始まりました。
いよいよ今年も秋祭りが近づいてきましたね!
ところで牛鬼には大牛と小牛がありますが、どちらも毎年一から作っているのをご存じでしたか。祭りの直後に胴体は燃やしてしまうため、山で竹を切るところからはじまるのです。
小牛づくりに参加した方にお話を伺ったところ、なんといっても山の中で竹を切り、それを運び出すのが一番の重労働だそうです。
竹の種類や縄の縛り方などによっても、牛鬼の仕上がり左右されます。このような技術やコツは地域のコミュニケーションの中から「口頭伝承」されています。
頑丈な牛鬼を作るため、地区の皆が力を合わせて完成させた時の達成感はひとしお。今年も勇壮なお練りと鉢合わせを期待できそうですね。
(写真:オカモト1号)
関連リンク
■三瓶の秋祭り・牛鬼編(特集取材するガヨ)
■愛媛新聞ONLINE(2006年・牛鬼作り継承150年 三瓶・朝立地区 男手30人総掛かり 竹100本勘頼りに組み上げ)