ミカメジャーナルでは今年、四ツ太鼓を中心に14日と15日の様子を追ってみました。写真も入れて長くなりましたので、2回に分けてお伝えしたいと思います。
今回は祭り1日目・本祭前日の14日、主に四ツ太鼓の組み立ての様子です。
この日青年団の皆さんは、朝6時から組み立て作業を開始。
朝8時頃。私が来た時には、すでに太鼓の取り付けが終了していました。
隙間なくキッチリ巻かれたロープで、しっかりと固定された太鼓。
太鼓台に担ぎ棒を渡して組んでいきます。
担ぎ棒の交差したところにロープを巻くのですが、どこもぎゅうぎゅうに締めあげて、しっかり組んでいきます。少しでもおかしいと思ったら、ほどいてやり直しです。
少しでも緩むとケガや事故につながってしまいます。足で強く蹴っても動かないくらいに縛り上げるまで、かなりの時間を要します。
組み方、ロープの巻き方などにも、皆さんの四ツ太鼓への思い入れを感じました。
午前9時。ようやく1台、形ができあがってきました。この後は太鼓台を飾っていきます。上に五色のざぶとんを乗せてしっかり固定。
周りからは見えない天井ですが、紅白格子模様できれいですね!
隠れていて見えない部分のロープも、実はきっちり、しっかり、丁寧に組まれています。青年団の皆さんはとても手際良く作業をこなしていらっしゃいました。
ほぼ四ツ太鼓完成!笹などの飾りつけは本祭直前に行います。
大事な御札も神社から到着しました。これはそれぞれの太鼓台の一番前に付けます。
「午前中に終わりましたね。毎年昼以降も作業してるんですが、今年は早かったです。」
と青年団長の三好さん。早かったとは言っても、2台組むのにこの人数でも約6時間かかってるわけですから重労働です。
さて、明日はいよいよ本祭です!(続く)