秋といえば食欲の秋…それは人間に限ったことではないようです。
最近三瓶町内では、みかんやさつまいもをイノシシやサルに食い荒らされるという被害が相次いでいます。
ちょうど収穫時期をむかえた実や芋が食べられてしまう他にも、枝を折られたり、そこいらじゅうにフンをされたりと農家さんは二重、三重の被害に頭を悩ませています。
対策として鉄筋柵や電気柵で畑を囲ったりしていますが、キロ単位で囲わなければならない上に賢いイノシシが柵をかいくぐって中に入る事もあり、費用も労力も大変なようです。
また仕掛けていた罠にウリ坊(イノシシの子)がかかったという報告もあります。冬を前に親子で民家近くまで来ている場合もあるようです。
農作業や散歩でイノシシやサルに出会ったら、とにかく刺激せずそっと見えない場所に移動するのがいいようです。特に母親イノシシだと子供を抱えて気が立っている場合があります。むやみに棒で攻撃したり、犬をけしかけたりするのはやめましょう。